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「ダブル・ジョーカー」
柳広司/角川書店
「ジョーカー・ゲーム」の続編です。
前作もかなり面白くて、気になってたんですがこの間やっと読みました。
昭和初期を舞台にしたスパイものなんですが、ミステリの様な展開も含んでいてこれが面白い!
今回は主人公たちである「D機関」に敵対する勢力中心に描いていたように思いました。
前作でちらっとでてきた「D機関」創立者である結城中佐の過去の出来事も明らかになります。
この結城中佐がかっこいいんです。しびれる。
3作目も発売されていたはずなので、近いうちに読みたいです。
あるときピオンピーノに、コンフェッティの雨が降りました。コンフェッティというのは、アーモンド粉の練り菓子を砂糖でくるんだ、お祝い事によく使われる小さなお菓子です。
(ピオンピーノのおいしい雨/La famosa pioggia di Piombino/p49)
「パパの電話を待ちながら」
ジャンニ・ロダーリ[著] 内田洋子[訳]
イタリアの児童文学者、ロダーリによる短編集です。
イタリア各地を飛び回るセールスマン、ビアンキは娘のために毎夜電話をかけて一つお話を聞かせてあげていました。この短編集はそのお話を集めたという形式になっています。
全部で46話収録されているのですが、そのどれもが不思議にあふれていて、突拍子もなくて、まったくもって意味が分からなかったり
だからこそ魅力的できらきらしてる作品たちだったとおもいます。